マイナビに登録されている352件のインターンシップから行ってみたい6件だけを選んでみた。(ガチ)
マイナビ2022に6月12日現在登録されているインターンシップのうち、元人事の管理人が本気で行ってみたいと思った6件(病院・薬局・製薬業界の各2件)をご紹介。
352件中6件ということは1.7%の選りすぐりということになる。
病院
IMSグループ(板橋中央総合病院グループ)(
北海道、宮城、山形、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川)
34病院でインターンシップ開催/愛し愛される病院薬剤師になろう(1Day)
IMSグループのうち43病院で開催されるようだ。行く日程や病院によりプログラムは異なると思われるが、内容が幅広く、学生受けするようなものが揃えられているように感じた。
- 調剤業務:注射薬の模擬調剤、内服薬の模擬調剤、rt-PA投与シュミレーション、無菌製剤模擬体験
- チーム医療体験:NST・がん・緩和・褥瘡・AST・院内感染・医療安全など
- 病棟業務体験:先輩薬剤師と一緒に処方監査や処方発行を体験、内服薬カートへの薬剤セットや持参薬鑑別を体験、病棟カンファレンスや薬剤管理指導を見学
- その他:電子カルテシステム見学、TPN製剤・抗がん剤調製(見学)、抗がん剤ミキシング体験および見学、外来化学療法室での薬剤管理指導見学
行ってみたい理由
病院でしか携わることのできない業務が中心に組まれていたことがひとつ。
そして、「各法人職員よりフィードバックがございます」という文言に惹かれたのが一番の理由。やはり、インターンシップに参加するのであれば自分自身が他人からどのように評価されているのかと知ることができるチャンス。病院でフィードバックがあるというのは珍しいのかなと想いこちらのIMSグループを選んだ。
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国立大学法人山形大学医学部付属病院(山形)
チーム医療で活躍すっぞ!(1Day)
病院薬剤師としての業務を一通り体験すうことができる。
- 病棟業務、チーム医療の体験
- 無菌室での特殊製剤の調整体験
- 東北唯一の抗がん剤調製ロボットの操作体験
- 医薬品情報の取扱(DI業務の体験)
- 先輩薬剤師(新入職員、若手薬剤師)との座談会
行ったみたい理由
もちろん最たる理由はインターンシップの名前。病院はお堅いイメージがあるにもかかわらず薬局やドラッグストアよりも軽い命名ができているのはそれだけ職場環境が良いからなのか?と推測。もしくは多様性を受け入れる環境が整っているという期待を込めて2番手に山形大学医学部付属病院を挙げた。また、先輩薬剤師との時間もあり抗がん剤調製ロボットもポイントアップ。
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保険調剤薬局
うさぎ薬局(東京・千葉・神奈川・埼玉・静岡)
業界を知り尽くした社長と会えるインターンシップ(1Day)
MRから独立起業した社長が何でも答えてくれる。毎回学生が「ここまで聞けると思いませんでした!」とびっくりする内容です。調剤薬局は一見どこでも同じと思うかもしれませんが会社によってヤリガイは大きく異なります。直接職場を見たり、経営幹部と面談できるインターンシップを開催します。
行ったみたい理由
中小企業ならではだが、経営層の社長とゆっくり話す時間があるというのは魅力t系に感じた。また、「ここまで聞けると思いませんでした!」とハードルを上げるほど自信がある様子。きっと社長はお話し好きで熱くいろんな話をしてくれるのではないかという期待を込めて薬局の1番行きたい企業としてうさぎ薬局を選んだ。
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一般社団法人大阪ファルマプラン(大阪)
密着!健康サポート薬局【のぞき見専門外来研修コース】(半日)
連携する医療機関にて、薬剤師が診察室に入り、医師の診察の補助や患者様の病態の聞き取り・服薬指導を行う研修。大阪ファルマプランでは連携医療機関の糖尿病と呼吸器の専門外来支援をしています。患者だけでなく、医師や看護師に信頼される薬事足の姿を見ることができます。
行ったみたい理由
通常の薬局見学ではないことが一番大きな理由。月曜日に糖尿病専門外来があり、水曜日に呼吸器専門以来があるため選べるのも良い。無菌室の見学もでき、半日でこの内容であれば行く価値があると思い2番手としてファルマプランを挙げた。
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製薬企業
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ(東京、大阪)
J&J Insight Project<1Day Workshop>(1Day)
Task Force Teamとして社長からMissionを遂行する8時間ワークショップ。「学生だから」「1dayだから」という甘えは一切なし!チームで考え尽くす8時間型ワークショップ。J&Jでは選抜された社員によってProject Teamが結成されることがよくあります。仕事への姿勢や考え方を学んでもらうため、行動指針となっているLeadership Imperativesに則ったワークショップを運営します。待ちの体制では得るものが少ないプログラムになります。
行ったみたい理由
MR希望なら、このJ&J一択でしょう。っていうぐらい魅力的に感じています。あくまで他の5つは管理人が「学生時代だったら」という条件付きで選びましたがこのJ&Jのワークショップに関しては可能であれば今でも参加してみたい。意識の高い人と一緒にいると自分もそれに引っ張られてより向上していける。そんな人たちと一緒に働いてみたい。そう思わせてくれるワークショップではないでしょうか?
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大鵬薬品(東京)
「がん治療」を支えるMRを体感的に学ぶ2日間(2Days)
当社のMRに特化したプログラムです。新薬の創出は不可欠であり、その対応が「製薬メーカー」に強く求められています。当社が力を入れている領域は「オンコロジー(腫瘍・がん)」です。
1日目(10:00~18:00)
- ワークショップ基礎編(MRとしての基礎力養成)
- ケーススタディによるMR体感
- 医療現場がMRに求めるものとは(医師によるゲスト講演)
2日目(9:00~18:00)
- MR体験型ロールプレイングワーク
- ワークのフィードバック
- レクチャー「大鵬のMR」
行ったみたい理由
がんという特化した分野であるということ。そして1Dayではなく2Daysでありワークショップが比較的充実していることが理由。医師がMRに求めていることが聞けるというのも魅力に感じ大鵬薬品を2番手として選んだ。
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まとめ
6~9月であればまだ会社選びをする必要はない。自分が成長できそうなインターンシップや一気に多くの情報収集ができそうなインターンシップを選べばいいのではないだろうか。5回生のうちに病院実習や薬局実習を経験するため、店舗見学などはある程度その企業に行く可能性が高まってからでも遅くはない。
もし、J&JのWorkshopに参加したらぜひその感想を教えていただきたい。