【薬剤師】都道府県別年収ランキング1位は静岡県698万円!【2020年】
平均年収が高かったのは静岡県!ほぼ700万円という平均はとてつもなく高いですね!一方で、もっとも平均年収の低かった県は長崎県!428万ということは1位の静岡県と比較して270万円も差があります。
270万円の差って実際やばくないですか?24歳から60歳までずっとこの差があったと仮定したら9720万円も生涯賃金に差ができるんですよ?
同じ職種で同じ時間働いているのに1億円も差が…地域差は思ったよりも大きい。今回は月収や賞与についても記載してみました!自分の給与は平均以上に貰えているのか?稼げる地域はどこか?どうぞご覧ください!
目次
都道府県別年収ランキング!
順位 | 都道府県 | 平均年収 | 月収 | 賞与 |
1 | 静岡県 | 698.7万円 | 51.2万円 | 83.2万円 |
2 | 長野県 | 689.5万円 | 49.3万円 | 97.6万円 |
3 | 高知県 | 642.7万円 | 52.3万円 | 14.8万円 |
4 | 島根県 | 625.8万円 | 42.3万円 | 117.3万円 |
5 | 愛知県 | 622.1万円 | 42.3万円 | 114.5万円 |
6 | 青森県 | 619.8万円 | 44.2万円 | 88.7万円 |
7 | 秋田県 | 618.8万円 | 39.0万円 | 150.6万円 |
8 | 宮城県 | 610.2万円 | 40.8万円 | 120.6万円 |
9 | 三重県 | 600.6万円 | 41.8万円 | 98.5万円 |
10 | 山形県 | 595.1万円 | 34.4万円 | 123.5万円 |
11 | 神奈川県 | 583.4万円 | 41.8万円 | 810.4万円 |
12 | 茨城県 | 580.8万円 | 39.2万円 | 110.3万円 |
13 | 広島県 | 571.4万円 | 37.8万円 | 117.5万円 |
14 | 宮崎県 | 569.7万円 | 44.0万円 | 41.2万円 |
15 | 北海道 | 566.3万円 | 40.8万円 | 75.6万円 |
16 | 福井県 | 565.7万円 | 39.4万円 | 92.4万円 |
17 | 滋賀県 | 563.9万円 | 38.9万円 | 96.8万円 |
18 | 和歌山県 | 562.9万円 | 39.8万円 | 85.0万円 |
全国平均 | 561.7万円 | 39.8万円 | 83.3万円 | |
19 | 大阪府 | 558.9万円 | 40.1万円 | 76.8万円 |
20 | 東京都 | 553.6万円 | 40.0万円 | 73.1万円 |
21 | 香川県 | 547.6万円 | 37.9万円 | 92.1万円 |
22 | 山口県 | 538.8万円 | 37.8万円 | 84.3万円 |
23 | 大分県 | 537.5万円 | 38.0万円 | 81.0万円 |
23 | 千葉県 | 537.5万円 | 37.6万円 | 85.3万円 |
25 | 熊本県 | 537.2万円 | 38.8万円 | 71.3万円 |
26 | 鹿児島 | 536.8万円 | 36.1万円 | 102.4万円 |
27 | 富山県 | 536.2万円 | 37.6万円 | 84.5万円 |
28 | 福岡県 | 530.5万円 | 36.2万円 | 95.9万円 |
28 | 沖縄県 | 530.5万円 | 38.5万円 | 67.6万円 |
30 | 岡山県 | 528.6万円 | 34.9万円 | 109.4万円 |
31 | 京都府 | 527.3万円 | 37.6万円 | 75.9万円 |
32 | 兵庫県 | 527.0万円 | 35.8万円 | 96.9万円 |
33 | 鳥取県 | 525.0万円 | 35.4万円 | 100.1万円 |
34 | 佐賀県 | 522.6万円 | 38.9万円 | 55.5万円 |
35 | 埼玉県 | 521.2万円 | 38.7万円 | 56.5万円 |
36 | 栃木県 | 520.7万円 | 36.6万円 | 81.3万円 |
37 | 山梨県 | 511.5万円 | 35.7万円 | 82.5万円 |
38 | 奈良県 | 506.7万円 | 34.8万円 | 88.0万円 |
39 | 岐阜県 | 503.4万円 | 35.0万円 | 82.8万円 |
40 | 石川県 | 495.1万円 | 32.6万円 | 103.5万円 |
41 | 岩手県 | 494.1万円 | 33.1万円 | 96.8万円 |
42 | 福島県 | 489.2万円 | 35.9万円 | 57.8万円 |
43 | 群馬県 | 483.5万円 | 33.3万円 | 83.8万円 |
44 | 愛媛県 | 463.7万円 | 31.5万円 | 85.7万円 |
45 | 新潟県 | 447.2万円 | 30.6万円 | 79.6万円 |
46 | 徳島県 | 444.0万円 | 34.0万円 | 35.7万円 |
47 | 長崎県 | 428.2万円 | 30.5万円 | 61.2万円 |
地方の給与が高くて都会が安いは嘘
薬剤師業界の給与は地方=高い、都会=安いと言われますがそれは正しくありません。正しくは「他業種と比較して都会よりも地方の給与が高い傾向にある」です。
実際5大都市の順位は東京(20位)、大阪(19位)、愛知(5位)、福岡(28位)、北海道(15位)と低くはありません。東京と大阪は全国平均の年収とほぼ同じですね。ただ、他業種では東京や大阪の年収が突出しているのに薬剤師業界ではその法則に当てはまらない。
参考文献
今回は2020年3月に更新された賃金構造基本統計調査をもとにこの表を作成しました。47都道府県で58950名にアンケートを取った結果なのでそれなりに正しい数字だと思います。(2019年12月の最新調査では薬剤師が31万1289人いるので19%分のデータということになります。)
年収アップに大切なもの
薬剤師の平均年収は561万円。平均年収上位20都道府県のうち13都道府県で月収40万円を超えています。一方、下位27府県のうち40万円を超えていた県はありませんでした。ですので、平均年収に届いていない人はまず「月収40万円」を目標にしましょう。そのためにはどうすれば良いかを考えましょう。
新卒薬剤師は年収アップのチャンス
薬剤師に限らず、年収をアップさせる近道は「最初から良い条件で働くこと」に尽きます。たとえば…「基本給20万円+薬剤師手当4万円+全国勤務手当6万円+地方/寒冷地手当5万円+住宅手当2万円+残業代2万円=39万円」ここから基本給をあげ、資格手当を追加し、ボーナスをもらえれば平均年収なんて簡単に超えます。
奨学金返済支援を受ければ年間100万円程度収入をアップさせることが可能ですし、ドラッグストアであれば薬剤師手当だけで10万円を超えることもあります。昇給額や評価も大事ですが、「最初から良い条件で働くこと」は生涯賃金を高めるうえで大切な要件です。
転職も年収大幅アップのチャンス
今まで、同世代や地域と比較して低い給料で働いているあなた!「もっと給料のいい会社を選べばよかった」「就活のときにあんまり企業研究してなかった」「そろそろ結婚や子供を考えたい」転職で大幅に年収をアップさせるチャンスです!
正社員の場合は転職時の給与が大切!一気に年収を600万円程度まで押し上げることだって可能です。派遣社員として時給を3000円以上に押し上げることだって可能です。(実は時給4000円、5000円、6000円で働いている薬剤師がいるって知っていますか?)
転職時にすべきこと
「薬剤師の転職=転職サイトへの登録」は薬剤師の常識と言っても過言ではありません。コンビニより多い店舗数から自力で転職先を見つけるのは至難の業です。ひとつひとつ条件を見て、給与交渉をして、手続きをするなんて不可能です。ですから薬剤師の転職は90%以上が転職サイト経由です。
しかし、注意すべきことがあるのをご存知ですか?
転職時の典型的な失敗例
薬剤師の転職サイトは現在100以上あると言われています。大手と呼ばれる転職サイトも10以上あり、どの転職サイトに選ぶべきかわからない。「比較サイトで紹介されている1位~3位ぐらいを適当に選べばいいや」と思っているあなた!それが失敗の元です。
転職成功のための大事なポイント
転職成功のために大事なのは「案件数が多い転職サイト」を選ぶのではありません。
「自分の働きたい地域と働きたい職種の案件数が多い転職サイト」を選ぶ必要があるのです。
大手の転職サイトと言えども47都道府県、薬局、ドラッグストア、病院などすべての案件が豊富なわけではありません。ですから、「北海道×薬局」「神奈川×ドラッグストア」など自分の働きたい条件の案件を多く扱っている転職サイトに登録しなければなりません。
転職比較サイトの嘘
多くの転職比較サイトで「1位マイナビ」「2位リクナビ」「3位薬キャリ」「案件数は5万件!」など記載されていますが、大雑把すぎると思いませんか?もちろん総合順位はそうかもしれません。でも、地域と職種を考えて本当にそれがベストな選択肢なのでしょうか?
間違った転職サイトに登録すると転職希望者にとっては悲劇です。
損をするのは自分
転職サイトにはアドバイザーがおり、その人が自社の持っている案件からあなたに合ったものを薦めてきます。もし、「埼玉県×薬局」の案件数が多くないマイナビや薬キャリを選んでしまった場合、その少ない案件の中から提案をされることになります。
登録➡ヒアリング➡提案➡検討➡etc.
貴重な時間を浪費してはいけません。あなたの1時間には3000円や4000円の価値があるのですから。
条件に合った転職サイトを見つける方法
「都道府県」と「職種」によっておすすめの転職サイトは異なります。ですから、都道府県別×職種別で転職サイトが紹介されているページを作成しました。実はこれめちゃくちゃ大変です。そりゃあ「1位マイナビ!」とか書いてる方がよほど楽です。でも、それでは本当に満足のいく転職はできません。47都道府県別に1サイトずつ調べたのでこちらから調べてみて下さい。
自分自身の年収や働く条件を本当に変えたいのであればまずは転職サイトに登録しましょう。アドバイザーが自分に合った条件でサポートをしてくれます。
「半年以内に転職希望」であれば、積極的に非公開求人や高時給案件などをもってきてくれると思います。もし、相談したいことがあればTwitter(れぱのん@薬剤師)へ連絡下さいね。ここまで読んだんですから間違った転職サイトには登録しないでくださいね!
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