薬剤師(医療従事者)だから楽しめる本をご紹介!薬学生でも楽しめます。
アンサング・シンデレラをはじめ、最近は少しずつ薬剤師に関する小説や漫画が登場するようになりました。管理人が実際に読んでみて面白かったものや話題の作品をご紹介します。現在1500冊以上の本を所有しており、本棚が4つでは足りない状況です。
みなさんからも、おすすめの本があればぜひコメント欄へ情報提供をお願いいたします。
1.薬も過ぎれば毒となる
著:塔山郁(とうやまかおる)
ホラーサスペンス大賞の候補作やこのミステリーがすごい大賞の優秀作などを書き上げてきた塔山郁さんの作品です。毒島という優秀な薬剤師が患者の症状や話から問題を解決していく話。保険調剤薬局の薬剤師という設定も珍しい。薬剤師や薬学生からすると基本的な内容も多いが、楽しんで読める。マンガではないため、薬学生の勉強の合間などにはオススメ。
2020年5月には続編が出ました。短編小説がいくつか収載されているスタイルなのでテンポよく読み進めることが可能です。保険調剤薬局の薬剤師がいかに貢献しているかということが一般の方にもわかりやすく書かれており、ストーリーも面白いため個人的にはかなりオススメです!
毒島さんのキャラクターも良くて、ついついハマってしまいます!!!薬学生の高学年であれば楽しんで読めると思います。
2.薬屋のひとりごと
シリーズ累計130万部以上を売り上げている「薬屋のひとりごと」はご存じですか?何が面白いかと言うと、ガンガンとサンデーの2社でアニメ化されたということです!ふつう、そんなことありますか?
サンデーでは原作に忠実に描かれており、ガンガンでは原作に沿いつつも多少ストーリーに手が加えられています。内容も然りですが、絵の好き嫌いもあるかと思います。個人的にはガンガンの絵が好きなのですが、皆様は如何でしょうか?
ちなみに、試し読みが可能ですのでそのリンクもご紹介しておきますね。
3.異世界薬局
上記の2つとはまた違った種類の薬剤師に関するマンガ。ファンタジー×薬剤師という変わり種。分子創薬学研究室の准教授が異世界で薬局を開くお話。設定は現実離れしているが、病気や薬については実際に存在するものが登場し、薬剤師や医療従事者であれば楽しんで読み進めることができる。個人的にはこの本が一番好きだったりする。
薬品の構造式や様々な病名が登場するため、薬学生が定期試験や国家試験の勉強の合間に読んでもいいかもしれない。マンガと勉強を合わせるのはいいアイディアではないだろうか?
現在はKADOKAWA書店から5巻まで出ている。
まとめ
実際に読んでみて面白かったものをご紹介しました。小説・マンガどちらもありますので、ご興味に合わせてぜひお読みください。コロナウイルスが終われば薬局に置いておくのも良い案だと思います。我々は医療関係者なのですから普通のマンガや雑誌を置くのではなく、このような薬剤師が主役の本を選ぶというのも一つの選択肢ではないでしょうか。薬剤師の認知度向上、理解促進にも効果があるかもしれません。
皆様からもおすすめや読んでみた感想があればぜひ下のコメント欄をご利用ください。よろしくお願いします!